はっとり皮膚科医院 Hattori dermatology clinic

院長ブログ

日常の業務や医療についてなど、思いついた雑多なことなどを書き綴ります。

花粉症をなんとかしたい!

花粉症の季節です。

今年はスギの飛散量が多いという評判通り、毎日飛びまくってますね。昨年少なかった分、今年は高崎市でその3倍くらいと見積もられています。

花粉症の主としての症状は「アレルギー性結膜炎」や「アレルギー性鼻炎」で、目のかゆみやくしゃみ、水のような鼻水、人によっては鼻が詰まるような感じといった症状がでます。

スギ花粉症は日本では増加していて、いまや国民の約20%が罹患しているそうです。

毎年春に、1/5の国民がパフォーマンスを落としていると考えると、国を挙げて対策すべき大問題です!

 

そういう私も花粉症患者の一人で、ひどい時の症状はなかなかのものです。

同僚の先生も私の症状を見て「ひどいね。」とよくつぶやいてました。

「今日の花粉量はどう?」とセンサー代わりになることもしばしばでした。

今年も1回風邪を引いた時に症状が悪化しました。その日に外来に来られた方には、話の最中にくしゃみばかりして失礼しました。

そうは言っても私自身は、最近は症状が比較的落ち着きやすくなったと感じています。

いい加減毎年繰り返していく中で悟ったことは、1回症状が強く出てしまうと強力な治療をしてもなかなか治まらないということで、もっぱら「あらかじめ」の治療を心がけています。

1. しっかりと原因の花粉をシャットアウトする(怪しいですがマスクや花粉対策眼鏡をする、風が強く飛散量が多い日は極力外出しない、春は忙しくならないように予定を入れないなど、籠もり系。)

2.早い時期から飲み薬を始め、シーズン中は欠かさず飲み薬や点鼻、点眼薬を続ける。

 

スギは2-4月に飛散しますが、予測飛散開始日より2週間以上前から飲み薬の治療を始めておくと症状が抑えやすいと言われています。何事も早いうちからの対策が大事ですね。 

一方、5月にも症状が続くような方はヒノキなどにも注意が必要です。

私も毎年ゴールデンウイークを過ぎても症状があるので、てっきりヒノキの花粉症だと思ってましたが、先日試しに血液検査をしてみたらヒノキには反応せず、カモガヤに反応していました。

カモガヤだと5-7月と期間も長いのでスギと合わせて結構症状が続きます。

こういった情報を何とか対策に生かしたいものです。

 

最近では目や鼻など粘膜の症状だけでなく、「スギ花粉皮膚炎」といって花粉による皮膚症状も注目されるようになりました。毎年春になると、顔面や頚部に発疹がでたり腫れたりします。

一方で、この時期の皮膚症状がすべて花粉のせいというわけではなく、冬から春の変わり目の気候の変動に皮膚が対応しきれず荒れてしまうという一面もあるように感じます。

春も意外と皮膚のトラブル多いです。気になる方は是非皮膚科を受診してみてください。

すっきりとした肌と気分で新年度を向かえたいですね!

 

追伸

桜も満開、きれいな桜の写真でも載せたいところでした。。。が、花粉の恐怖に怯え、何年もゆっくり花見に出かけていません。

毎年、出不精と変わらない生活の中で体の重みがただ増える春が、ぼんやりと過ぎていきます。

新しい減感作療法、受けてみようかな、と思案する今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

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