はっとり皮膚科医院 Hattori dermatology clinic

院長ブログ

日常の業務や医療についてなど、思いついた雑多なことなどを書き綴ります。

にきび治療の注意点 その2

前回に続き、にきび治療を始めた時、起こりやすいトラブルの話。

ヒリヒリしたり、皮膚が剥けたり、赤くなったり、腫れたり、、、、、心配になりますね。

でもほとんどの方が治療を続けるうちに、こういった症状が出現しないようになります。

今回は慣れるまで、どんな対策をしたらよいかをご案内します。

 

対策として大きく、3つのポイントがあります。

1. 洗いすぎに注意!

2. こまめに保湿!

3. 荒れてしまったら、すぐに荒れを抑える薬を塗る!

 

1.について

治療も始めたことだし、「にきびといえば洗顔!」と、張り切って洗顔してしまう人も多いかもしれません。

確かに洗顔はにきびの対策としてある程度必要ですが、やり過ぎてはいけません。

「お化粧や塗り薬をしっかり落とさなくちゃ!」と毎回たっぷり洗顔フォームを使ってこすったりしていれば、むしろお肌が荒れてしまいます。

冬場や季節の変わり目など、周りの環境によっても洗顔の程度は工夫すべきでしょう。

 

2.について

洗顔やメイク落とし、髭剃りなどの後は、肌はダメージを受けています。

ダメージの結果荒れてしまうことを食い止めるには、直後にすぐに保湿剤でカバーすることも有用と思います。

本当に荒れてしまったら、保湿では追いつかなくなってしまいますからね。

当院では、そもそもにきびの治療薬を始める時には必ず保湿剤を併用してもらっています。

にきびの薬を塗る時だけでなく、日常から保湿を習慣化しておくとよいと思います。

 

3.について

にきびの治療薬は肌を剥がす効果を持っているので、上記のような注意をしていても荒れてしまうことはある程度仕方がないとも言えます。

そのような時には、さっさと荒れを抑えることが重要です。

悪くなってしまってからでは抑えるのが大変ですから、早期から炎症を抑える塗り薬を積極的に併用した方が、にきび治療を続けられることが多いです。

炎症を抑える薬は通常短期間使えば、その後は必要なくなることがほとんどです。

 

当院でもたくさんのにきび患者さんを治療していますが、治療初期のトラブルは上記の対策で乗り越えられる方がたくさんいます。

早々に塗るのを断念してしまうと、結局にきびを治療することも断念することになってしまいます。

にきびを治療するためには、毛穴の詰まりをとることが大事で、そのためには剥がす作用のある薬を使わなくてはいけません。

最初の1カ月が勝負、そこさえ乗りきればあとは効果が出てくるのを待つだけです。

 

「クセがすごい!」という性質をよく理解して、にきび治療に取り組んでもらえたらと思っています。

不安や心配であれば、すぐに皮膚科でご相談ください!

 

追伸

日本フットケア学会認定の「フットケア指導士」になりました!

2月に認定試験があったのですが、自転車ばっかり乗っていたのではなくて、ちゃんと勉強もしていたのです。

とはいえ、最近はブログ、自転車ネタばかり。

どこかしら筋肉が張っていれば、気にせずにいられないのです。

ヒルクライム、クセはすごいんだけど、登り切った後の達成感!

 

 

 

 

 

 

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