はっとり皮膚科医院 Hattori dermatology clinic

院長ブログ

日常の業務や医療についてなど、思いついた雑多なことなどを書き綴ります。

エージーエー

爆笑問題、ラバーガールの懐かしいCMを思い出しますが、AGAという言葉、大分認知されているのではないでしょうか。

AndroGenic Alopeciaの略で、日本語では「男性型脱毛症」。

成年男性の約半数に生じるとされる、いわゆる「はげ」のことです。

前頭部が中心のタイプ、頭頂部(頭のてっぺん)が中心のタイプ、両方あるタイプなどあります。

状態としては「軟毛化」、つまり毛髪が細く軟らかくなるのが本態で、進行するにつれ数も減少していきます。

外見上の印象に大きく影響することが一番の問題!

 

爆笑問題が「お医者さんに相談だ〜」と歌ったように、力になってくれる薬があります。

科学的に最も頼りになるのが、「抗アンドロゲン製剤の内服」と「ミノキシジルの外用」。

「お医者さん」が処方するのは「抗アンドロゲン製剤の内服」の方です。

日本では2005年に「フィナステリド」が使用できるようになり、2015年に「デュタステリド」という薬剤も加わりました。

これらの薬剤を内服することで、病勢を抑えたり、改善させることができます。

残念なのはせっかく効果が出ても、内服を止めてしまうと効果がなくなってしまうこと。

効果を維持するためには、内服し続ける必要があります。

 

私自身、おでこが広くなってきたなと思い(前頭部のタイプです)、この2年くらい内服治療しています。

以前より気にならなくなりましたし、実際以前の写真と比べてみると効果が出ているのが分かります。

私の場合、劇的な変化というより徐々に変わったので、効果に気付きにくかったです。

当院の患者さんで「あまり効果が出ている実感がない」とおっしゃる方が、写真で比較してみると明らかに改善している、ということが結構あります。

せっかく効果が出ていてもそれに気づかないのはもったいないので、自分でも状態を評価できるよう、治療する際にはスマホやデジカメで写真を取っておくと良いかもしれません。

 

AGAに良いとされる治療は様々ありますが、中には科学的根拠に基づいていないものもあります。

現状でのAGA治療の立ち位置を知る上では、日本皮膚科学会から発表されている「男性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」が参考になると思います。

その中で推奨度Aとして強く勧められるのは「フィナステリド内服」「デュタステリド内服」「ミノキシジル外用」。

こういった治療に興味のある方は、、、

おいしゃさんにそうだんだ〜♪

ひとりじゃないぞ!( by剛力彩芽)

 

追伸

ダックスフンドの毛質には「スムース」「ロング」「ワイヤー」があります。

我が愛犬は「ロング」なのですが、「スムース」ばりにずっと短く維持していました。

最近「ロング」らしさを出してみようと、伸ばしています。

これはこれでかわいいのですが、いくつになっても(おしりあたりが)子供のようなホワホワした毛のままなのです。

細くて軟らかいけど、ちがいます!

 

 

 

 

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