もうすぐ春ですね、にきびを治してみませんか。

にきびにも「尋常性痤瘡（じんじょうせいざそう）」という立派な病名があり、治療は可能です。

ただ、「治っておしまい」を期待して皮膚科にいらっしゃると、期待はずれになってしまうかもしれません。

にきびは慢性疾患です。

ある程度の年齢まで、できたり、引っ込んだりの繰り返しです。

なので、にきびができやすい年齢の間は、「できないようにコントロールしていこう！」という発想で治療することになります。

これを「維持療法」と言います。

というわけで、「長期戦」を想定した覚悟は必要になりますが、まずはそれだけあれば十分。

にきび治療に少しでも興味があったら是非皮膚科にご相談ください。

何回かに分けて、最近のにきび治療の考え方をお伝えしていきたいと思います。