【 トルコの休日 】  2)いよいよ出発
 
休暇中の代診はお願いしたし、スーツケースは本人より3日も早く関西空港へ向けて出発した。
出発当日は、私たちが高崎駅から上信越新幹線、JR、モノレールと乗り継ぎ、羽田から関西空港へ滞りなく飛べば良いだけだ。
関西空港へ無事に着けば、今回の旅の添乗員さんや同行のツアー仲間に出会って、トルコへまっしぐらという運びになる。
 
2007年8月30日、羽田は涼しい雨の出発となった。
羽田で国内線に乗り込むまではのんびりムードだったが、関西空港へ着陸してから大変だ。ツアー集合時間まで10分しかないから、空港内でモタモタしてはいられない。

急いで宅急便で送ったスーツケースを受け取り、集合場所へと小走りで急ぐ。
私たちが時間的に余裕のないことを、添乗員さんもご承知なのだが、出来る限り急いだ。
案の定、我々が最後だった。他の方々(申込者は我々を含めて28人に膨らんでいた)は既に添乗員さんからの説明を聞き終わり、すべての手続きを済ませてそれぞれ休憩していらっしゃるらしく、関西空港内で顔あわせは無かった。
添乗員さんに挨拶をする。機内で迷子になることもないからと、大したご注意もなく、イスタンブールで国内線に乗り換えるから、到着後は遠くへ行かずに待っているようにとのご注意だけだった。
各自の搭乗券を頂き、トランクを預け、トルコ航空へチェックインを済ませた。
 
日本では出発便のセキュリテイ・チェックは厳しい。機内持ち込みの化粧品など液体とペースト・ジェルはすべて透明なジッパー付きのビニール袋に纏めて入れておかなくてはならない。内容によっては調合して爆発物に変化させられる素材もあるからだそうだ。到着後、直ぐに必要となる日焼け止めクリーム、保湿クリーム、歯磨きペーストなどを入れた「水もの袋」は、出国の注意書きに従って予め纏めておいた。腕時計、ハンドバッグなどと一緒にトレイに入れて・・・。「スルスル、スーッツ」 OK。
ところが、私がゲートを抜ける時に「ブブーッ」と鳴らしてしまった。
犯人は夫がプレゼントしてくれたジーンズ用のベルトだった。悔しいが、面倒なので以後着用はやめにした。(帰りはベルトは無いのにイスタンブールでも「ブブーッ」と鳴ってしまった。靴を脱いでゲートをくぐり直すように言われた。「シーン」。尾錠など金属の着いていない靴のどこが原因だったのか未だに不明。不思議。)
 
夜遅い出発便(23時20分)なので空港内も人が少なくガラガラだった。
すべての準備が整った時点で、離陸までにまだ2時間近くも残っていた。
ANAのラウンジが使えるのでそこへ向かう。飲み物とおにぎりやチーズ、スナックなどがあった。夕食はまだしていなかったがここであまり頂くと、搭乗してからのお楽しみの機内食が食べられなくなる。
お腹によく言い聞かせて、コーヒーとチョコレート一つで我慢しておく。本を読みながら出発の時を待つ。
 
【 トルコの休日 】  2)いよいよ出発
 
休暇中の代診はお願いしたし、スーツケースは本人より3日も早く関西空港へ向けて出発した。
出発当日は、私たちが高崎駅から上信越新幹線、JR、モノレールと乗り継ぎ、羽田から関西空港へ滞りなく飛べば良いだけだ。
関西空港へ無事に着けば、今回の旅の添乗員さんや同行のツアー仲間に出会って、トルコへまっしぐらという運びになる。
 
2007年8月30日、羽田は涼しい雨の出発となった。
羽田で国内線に乗り込むまではのんびりムードだったが、関西空港へ着陸してから大変だ。ツアー集合時間まで10分しかないから、空港内でモタモタしてはいられない。
急いで宅急便で送ったスーツケースを受け取り、集合場所へと小走りで急ぐ。
私たちが時間的に余裕のないことを、添乗員さんもご承知なのだが、出来る限り急いだ。
案の定、我々が最後だった。他の方々(申込者は我々を含めて28人に膨らんでいた)は既に添乗員さんからの説明を聞き終わり、すべての手続きを済ませてそれぞれ休憩していらっしゃるらしく、関西空港内で顔あわせは無かった。
添乗員さんに挨拶をする。機内で迷子になることもないからと、大したご注意もなく、イスタンブールで国内線に乗り換えるから、到着後は遠くへ行かずに待っているようにとのご注意だけだった。
各自の搭乗券を頂き、トランクを預け、トルコ航空へチェックインを済ませた。
 
日本では出発便のセキュリテイ・チェックは厳しい。機内持ち込みの化粧品など液体とペースト・ジェルはすべて透明なジッパー付きのビニール袋に纏めて入れておかなくてはならない。内容によっては調合して爆発物に変化させられる素材もあるからだそうだ。到着後、直ぐに必要となる日焼け止めクリーム、保湿クリーム、歯磨きペーストなどを入れた「水もの袋」は、出国の注意書きに従って予め纏めておいた。腕時計、ハンドバッグなどと一緒にトレイに入れて・・・。「スルスル、スーッツ」 OK。
ところが、私がゲートを抜ける時に「ブブーッ」と鳴らしてしまった。
犯人は夫がプレゼントしてくれたジーンズ用のベルトだった。悔しいが、面倒なので以後着用はやめにした。(帰りはベルトは無いのにイスタンブールでも「ブブーッ」と鳴ってしまった。靴を脱いでゲートをくぐり直すように言われた。「シーン」。尾錠など金属の着いていない靴のどこが原因だったのか未だに不明。不思議。)
 
夜遅い出発便(23時20分)なので空港内も人が少なくガラガラだった。
すべての準備が整った時点で、離陸までにまだ2時間近くも残っていた。
ANAのラウンジが使えるのでそこへ向かう。飲み物とおにぎりやチーズ、スナックなどがあった。夕食はまだしていなかったがここであまり頂くと、搭乗してからのお楽しみの機内食が食べられなくなる。
お腹によく言い聞かせて、コーヒーとチョコレート一つで我慢しておく。本を読みながら出発の時を待つ。
 
  
            カタログから拝借したトルコ航空シップの写真